ドルワームで防具鍛冶職人になろうと決意したまでは良かったものの、ドルワームがどこにあるのかがわからないので世界地図から逆のルートを辿ることにしました。
ドルワーム王国→ゴブル砂漠東→カルデア山道→ガタラ原野→岳都ガタラが恐らく最短でしょう。きっとそう。
何回か死にました。ていうか何回死んだだろう。
しょっぱい装備じゃ無理です。
カルデア山道を抜けても砂漠を抜けきる難易度が高すぎて高すぎて。
黄色の毛玉に襲われ、ダチョウに襲われ、イエティの色違いに襲われて砂漠の洗礼を嫌という程浴びせられました。
それでも何度死んでもゾンビのごとく向かう理由、ドルワームに存在する鍛冶防具ギルド。
節約のために。ただただ金を節約するために。
金のためにゴールドのためにドルワーム王国を目指しますとも。
ドルワームに向かう前に興味本位で行ってみたカルデア洞穴ですら無謀でしたが、ドルワームまではもっと無謀です。
敗北に心折られたり苛立ちを感じることはありませんが、金が減るのは冗談抜きで心折られそう。
貧乏はまずい。
貧乏こわい。
貧乏こわい。
ここでまた天啓を得ましたよ。
サポを雇うと金がかかるのだからサポを雇わなければいいだけ。
ドワーフ単身、ドルワーム王国に乗り込みましょう。スニーキングミッションに入りましょう。ここからソリッド・ドワーフの歴史が始まります。
敵と出会うからダメなのであって、敵と出会わずにいけばいい。なんでこんな簡単なこと思いつかなかったんだろう。
するとサクッと行けました。
今までの苦労返して。
ドドドドドドドルワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーム！！！！１！！
夢にまで見たドルワーム。
なんだか閑散としている気がするのは気のせい。我らがドルワームが閑散としているわけがないのです。
大勢のドワーフで溢れているに決まっています。
きっと今は聖地にお祈りの時間とかでちょうど人の少ない時間帯なんでしょう。
色々と見渡すとラクダまでいます。
いつか乗れる日が来るに違いない。
さすがに常日頃からラクダに乗れないでしょうが、砂漠を渡る手段としてラクダが出てくるかもしれませんね。
今まで砂漠は徒歩だったから乗り物があるだけでありがたい。
ともあれ、真っ直ぐに向かったのは城ではなくギルド。
本来の目的は防具鍛冶職人に成るためということを忘れてはいけません。
……それにしても、防具鍛冶ギルドのシンボルがどこかの勇者が身につけていた紋章に似ているような気がするが気のせい。
ギルドの中にいたのは一人の女ドワーフでした。
綾波レイを思い出したのは歳をとった証拠でしょうか。
たとえギルマスだからと言って命の炎がどうこう言い出すのはどうかと思います。
ともあれ、見習いとして何か作ってこいと言われて作って納めたらリリムがデレたので無事に防具鍛冶職人（見習い）になることに成功。
これで勝てる。
