さてさて、思いつくままに語ってみることにします。
今回は多くの人がDQ9→DQ10と考えている関係性を考察してみたいと思います。
例によって文字のみですのでお付き合いいただける方のみお読みください。
DQ9とDQ10の共通事項
まずはDQ9とDQ10に出てくる共通事項を挙げておきましょう。
改めて書いてみると意外とありました。
●ランドン山脈
DQ9でランドンクイナの説明文に「伝説の地 ランドン山脈から やってきたと いわれている。」とあります。
DQ10では同名の魔物の他にオーグリード大陸に「ランドン山脈」が存在します。
●ズーボー
DQ9ではパラディンのクエストに出てくる精霊でした。
DQ10ではパラディンとして存在します。最終的には石に。
●聖天の使い
DQ9では妖精サンディからテンチョーと呼ばれるアギロが登場します。
DQ10では「妖精の女王さまの 古い知り合い」であり、妖精達からテンチョーと呼ばれています。
●グレイナル
DQ9では光のグレイナルが登場。
DQ10ではグレイナル叙事詩として登場した他に、かつて聖竜グレイナルとして王者と共に災厄に挑んでいます。
●星のオーラ
DQ9では人々が感謝することにより生まれる「清き心のあかし」です。
世界樹に星のオーラを捧げることで女神の果実が生り、女神の果実が神の国へ届けられると女神セレシアが復活しました。
DQ10では箱舟の機関室に施された封印を解除するために使用します。
攻撃呪文を受けた時、消費MPを魔力として蓄えることができます。
●星空の守り人
DQ9での説明文は「地の底に潜み 世界を恐怖に陥れる 名だたる大魔王たちを ことごとく しりぞけた 人間の世界に残った 最後の守り人に 贈られる称号」となります。
歴代魔王を全て倒すと手に入った称号です。
DQ10ではラグナス王子が「かつて 星空の守り人と 呼ばれた天使たちが この世界を救った」と書いてある本を読んだことがあるそうです。
●白星剣
DQ9では見た目そっくりなぎんがのつるぎが登場します。
DQ10では「グレイナル叙事詩の時代……天使が この地上に残した ひと振りの剣」として導きのロディアが持っています。
DQ9とDQ10での比較
●ランドンフット
スライムのように単純に同名の魔物というわけではなさそうです。
DQ9の伝説の地ランドン山脈=DQ10のランドン山脈?
●ズーボー
パラディンの精霊が転生してオーガに?
だとしたら転生に随分と時間がかかっています。
ルイーダ、カンダタ、パノンなどのようにパラディンの名前=ズーボーなのでしょうか。
口調すら同じところが気になります。
DQ9の後も沢山のパラディンを導いた結果として転生が許されたとなれば凄く自分好みの話なんですが。
●聖天の使いについて
DQ9のサンディが後に妖精の女王となったのであれば何となく理由がつきそうです。
高確率で聖天の使い=アギロでしょうね。
●グレイナルについて
グレイナル
私は かつて 天上より舞い降りて
聖竜グレイナルと共に 災厄に挑み……
王者として 言い伝えられた者。
1.4に出てくる「王者」のセリフにより、DQ10よりも前の時代にグレイナルは存在していたようです。
グレイナル叙事詩というのはその時のグレイナルの名前を取ったものでしょう。
ただ気になる点が一つ。
聖竜グレイナルなんですよね。
DQ9では光のグレイナル、闇のバルボロス、聖なる心のアギロゴスとなってます。
DQ9の時点では闇竜バルボロスと呼ばれていたように聖竜グレイナルと呼ばれてません。
光のグレイナル=聖竜グレイナルとするなら、アギロゴスの立場が良くわからなくなってくるような……呼び名だから別にいいのか?
DQ9の主人公が後々「王者」と言い伝えられたのと同様に、聖竜グレイナルとして伝えられたんでしょうか。
余談ですが、DQ9では出てこなかったアギロゴスですが、DQMテリー3Dでアギロゴスが出てきます。
想像の斜め上というか、斜め下というか……実際に見てもらえればわかると思います。
グーグルで「アギロゴス テリー」と検索してみてください。
●星のオーラについて
片方は人々の感謝から生まれるもの、片方は魔力を蓄えるもの、と全くの別物なんですよね。
天使にしか見えないはずのものがなぜ一般人に?
●星空の守り人について
世界を救ったことも天使であることも間違いありません。
DQ9の主人公=DQ10の王者なら、王者の言うところの災厄とは何か?
ガナン帝国?ガナサダイ?エルギオス?フォロボス?歴代魔王?
どれも災厄と呼ぶには相応しくないような気がします。
感覚的なものと言ってしまえばそれまでですが、どれも違うのではないでしょうか。
DQ9ラストで主人公以外の天使達は星となって永遠の星空の守り人になりました。
星となった天使達の誰かが後にDQ9主人公に代わって世界を救ったとも考えられなくもないですが……。
●白星剣について
白星剣=銀河の剣は濃厚ですが、他の王者の防具一式はどう見ても他の最強装備とは違います。
そもそも、DQ9当時に主人公は王者装備一式を着ていません。
竜戦士の装備一式とも異なるグラフィックです。
もしかすると、DQ9→DQ10の間に別の戦いがあったのかもしれません。
これに関してはこれからのVUで明かされる可能性もあるのでなんとも言えませんが。
時の王者のセリフ
そなたに チカラを与えるのは
私ばかりではない。
かつて 世界のために命を懸けた
勇ましき神話の戦士たちが そなたの
勇気ある戦いを 支えるだろう……。
他のナンバリングシリーズの歴代勇者達のことなのか、それとも他の話なのか。
神話篇は未だその全容を明らかにしていません。
これから語られるのは間違いないでしょうが、この伏線は回収されるのでしょうか。
それとも、DQ9→災厄との戦い→DQ10という具合に語られていない物語が存在していた……とか。
感想
今回の記事を書きながら抱いた疑問
・DQ10の魔軍12将とDQ9の10に分かれたグランゼニスとの関係
・DQ10の悪霊の神々とDQ2の悪霊の神々
・DQ10の王者のたてとDQ7のひかりのたてのグラフィックが同じ件
・DQ10の王者のマントとDQ5の王者のマントとの関係性
・オーガ、ウェディ、エルフ、プクリポ、ドワーフはいつ生まれた?
さて、これらは一体?
といったところで〆たいと思います。
これらはいつか書いてみますね。